役割分担
watsonxとNeuralSeekの組み合わせ方
watsonxはモデル、データ、モデルのガバナンスを担います。NeuralSeekは、一つひとつの質問と回答で起きることを担います。
製品の位置づけ
IBM watsonx
モデルとデータのプラットフォームです。watsonx.aiがモデルをホストし、チューニングして提供し、watsonx.dataがデータを保持し、watsonx.governanceがモデルのリスクを管理します。
NeuralSeek
その上に載る回答とエージェントのレイヤーです。NeuralSeekは、選んだモデル(watsonx.aiを含む)を使って自社のコンテンツに基づく回答を生成し、ガードレールを適用し、信頼度をスコア化して、すべての回答を記録します。
ガバナンスの対象
IBM watsonx
モデル単位のガバナンスです。モデルを資産として文書化、評価、監視し、モデルリスクの担当チームに提供します。
NeuralSeek
回答単位のガバナンスです。信頼度スコア、回答の出典、ハルシネーションした用語の検出、個人情報のマスキング、すべての回答のログを備えています。エージェントはwatsonx.governanceとも接続できます。
watsonx Orchestrateとの比較
IBM watsonx
IBMのポートフォリオに含まれる、エージェントとスキルのオーケストレーション製品です。IBMが用意する構築済みスキルのカタログと、IBMがすでに連携している企業向けアプリケーションを軸に設計されています。
NeuralSeek
mAIstroで、ビジュアルに、またはNeuralSeekのテンプレート言語であるNTLで構築するエージェントです。ステップごとにモデルを選べます。モデルは設定で変更でき、エージェントを作り直す必要はありません。
稼働する場所
IBM watsonx
IBM Cloud、OpenShift上のIBM Software Hub、そしてお客様のデータセンターを含むIBMのハードウェアです。IBMのオンプレミス製品は充実しています。
NeuralSeek
IBM Cloud上のSaaS、または同じコンテナを自社の環境のKubernetesやOpenShiftで運用できます。ネットワークから完全に隔離した運用にも対応します。
使い分け
仕事に合ったツールを選ぶ
watsonxとNeuralSeekは役割が異なり、組み合わせるとよく機能します。
モデルのホスティング、チューニング、モデルリスク
watsonxを使います。モデルの提供と評価、モデルリスク管理のための文書化、データの管理は、watsonxが得意とする仕事です。
watsonxのモデルで、ガバナンスを備えた回答
自社のコンテンツに基づく回答、すべてのリクエストへのガードレール、すべての回答への信頼度スコア、完全なログがアプリケーションに必要なら、NeuralSeekを加えます。NeuralSeekは既存のwatsonxのモデルをそのまま使います。
あとからモデルを変えられる自由
NeuralSeekのエージェントは、watsonx.aiまたは対応する他のプロバイダーから、ステップごとにモデルを選びます。ステップを別のモデルに切り替えるのは、設定の変更だけです。
watsonxとNeuralSeekに関するよくある質問
購入方法、モデル、パートナーシップの仕組み。
IBMとNeuralSeekはどのように連携していますか?
IBMはNeuralSeekのパートナーです。NeuralSeekはIBM Cloudのカタログに掲載されており、watsonx.aiのモデルで動作し、watsonx Discoveryやwatsonx.governanceと接続できます。
NeuralSeekはIBMのモデルで使えますか?
はい。watsonx.aiは対応しているLLMプロバイダーです。エージェントは、あるステップでIBMのモデルを使い、次のステップで別のプロバイダーのモデルを使えます。
IBM経由で購入できますか?
はい。NeuralSeekはIBM Cloudのカタログに掲載されています。オンプレミスや無制限のライセンスについては、営業にお問い合わせください。